おっぱい

乳腺外科の診察。

 

まださきの話しにはなるんだけれど、手術の話が出た。

 

大腸癌の経過があるから、ほんとまだ先。

 

私は造影剤に激しいアレルギー反応があった経験があって、その旨を伝えたら、造影剤を使わないやり方で進行をみるということになって、現在に至っている。

 

その激しいアレルギー反応があった日から、随分時間はたっているから、薬剤も進歩しているだろうと思いはするけれど、大腸癌の経過もあって、ドクターは無理をしない方向で使わない…ということで治療は進んでいるのだった。

 

ホルモン剤をずっと飲んでいて、癌は少し小さくなっていると、ご陽気ドクター。

 

嬉しい。

 

で、手術だけれど。

 

造影剤を使えないので、どれだけ浸潤がしているか、わからない。

 

部分切除でと思っていても、開けて駄目ということになれば、再手術。

 

全摘にすれば、再手術はもちろん無し。

 

どっちがいい?と聞かれて、返事が出来なかった。

 

心配の種を残したくないと思えば、全摘に…なんだろうか。

 

けれど、身体の負担のことを考えれば、部分切除の可能性に賭けるべきなんだろうか。

 

わたしのおっぱい。

 

どうしたらいいんだろうねえ。

 

友達に話したら、かかりつけ医に相談してみたら?

 

ああ、そうだね。

 

吐き気のなかで、わたしはおっぱいの行方を考えている。