追い付かない

弟嫁のお母さんが、ずっと神社の御札をもらってくださったり、私が知らないうちに御祈祷をお願いしてくださったりしてて。

 

今度の手術に合わせて新しいお札をって。

 

ご自分も病で喋るのもきつい状況にも関わらず。

お礼の電話をしたら、途切れるような話し方で

「お姉さん、頑張ってくださいね。毎日お祈りしていますから」と仰る。

 

私はそれほど一定の神様にどうこうというのはない奴だけれど、その神様を信じそうしてくださるお母さんの気持ちが有り難くて、

電話しながら声が詰まってしまった。

 

ありがたい。
嬉しい。


この気持ちをどう表現すればいいのか、追いつかない。色々と。

 

トイレの神様


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こんな真夜中、みしみしと痛む身体をもて余す。

 

言っても仕方ないのに

痛い

痛い

痛い

 

一体どうして

こんなに痛いんだろう。

 

ずーっと

ずーっと

こんなに痛いままなのかな。

 

これからどんどん年をとって、

体力も気力も衰えていくのに

痛みや痺れと向き合い続ける自信なんてない。

 

痛い。

痛いよーう。

 

一人泣いていたら、もう一人の私が

また違うことを考え出す。

 

尾籠な話しなんだけれども、2日前から便秘していて。

 

これは不味いな。

薬を飲まなくちゃいかんかな

 

そう思いながら、昼間トイレ掃除をしていたら、何故かもよおして、無事、ご開通。

 

こんなことがあるんだなあ

 

だとしたら、この痛みと痺れは何をすれば?

 

やっぱり掃除だよなあと、

むーーーん

 

痛い

痛いよ

 

本当に痛い

 

涙が止まらぬ。

 

でも、なんとなく

おかしい。

 

ひっくり返った部屋の中で唸ってる。

強欲

つくづくと私って奴は、強欲なのだと思う。

 

人の気持ちに寄り添うとか

優しいとか

簡単に言うけれど

 

問題が起こった時に

それを解決したり、対処したり、向き合うことは

誰も代われはしない。

 

だからこそ、そこに「寄り添う」ことは、難しい。

簡単なことじゃない。

 

どんなに同情しても

或いは共感しても

 

私は貴方ではなく、

貴方は私ではない。

 

私の痛みは私が堪える他はなく、

貴方の苦しみは

貴方が対処するしかないのだ。

 

当たり前のことだけれど。

 

そこで、苦しみや痛みの大小を量るなんて、愚かだとも思う。

 

だって、その痛みや苦しみこそ人生というものならば、人生を比べるなんてこと、無駄じゃないか。

 

私の苦しみこそが一等賞

 

みんなそうおもってるよ。

でしょう?

だって自分の人生は自分だけのものだからさ。

 

時に理不尽

時に調整不能

 

大小じゃないのだ。

強弱でもない。

 

「向き合う」ことのしんどさに

時にへどもどしながらも、なんとか踏ん張って逃げてこなかった人達は、

今一番痛い気持ちには、発酵する時間が必要だと知っている。

 

知っているから、

その痛みや苦しみを

時には真正面でなくてもいいのではと気付かせ、

笑わせ、泣かせ

「時」を

「日常」

「今」を

いつの間にか、ああそうだったと再び思わせるヒントをくれる。

 

どこかに尊敬する気持ちがなければ

人の言葉なんて響いてこない。

 

浅い緩いところでチャプチャプやっていると思っても

人はいちいち指摘したりしないものだ。

 

ただ黙って見ている。

 

時には冷たく笑いながら。

 

その厳しさを、非情さを、

知っている人の言葉しか響かない。

 

「世間」は甘くない。

 

安い言葉じゃ満足出来ない。

 

「だからさ、やっぱり会わないと駄目よね」

 

そうかな。

 

顔も知らなくても

距離があっても

だからこそ深くってことだってあると知っている。

 

近くで顔が見えていることが

邪魔な状況だってある。

 

響く言葉を持つ人はいる。

響く言葉を持つ人が、いる。

 

私にとって、それぞれの出会いはある意味

奇跡…かもしれない。

 

ここにあるのは、

差し出されるのは、

 

想像力。

 

 

私は強欲で

幸せ者だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怖い

ガールフレンドに連れてもらって、通院日。

 

今日は、大腸癌の予後の検査の結果を聞く。

 

あっさり転移の可能性。

 

CA19ー9という数字

基準範囲が0、0から37、0なのだけれど、私の結果44、7。

 

造影剤の検査がアレルギーで出来ないので

7月、検査。

 

再発告知の夢を見たりしていたんだけど

はアアアアアア

 

考えても仕方ないって思うけど

怖い。

 

怖い。

 

しっかりしろ、私。

 

ガールフレンドと一緒でありがたかった。

 

人がいると保てるからさ。

 

しかし、参ったなあ。

日程決まる

 

さすがに疲れた日だった。

弟が送り迎えしてくれたとはいえ、朝10時から入って、帰宅5時過ぎだもの。

そりゃあね。

 

入院と手術の日が決まった。

 

5月末にPCR検査して

結果が良ければ、6月3日入院。

手術が6月6日。

 

手術後、1週間の予定で退院を目指す。

 

手術は私が造影剤アレルギーで開けてみないとわからないんだけど、今のところは部分切除のつもりだって。

 

転移が認められれば、全摘。

 

開けて、検査をその場で行いながらの判断になるそうだ。

 

同意書、麻酔や手術の。

沢山の署名。

 

こういう恐れがあるって話しは、何度聞いてもビビる。

 

気が小さいよな、私。

 

「少し診察を早めようって、間に入れ込んでって思ったんだけど、症状が深刻な患者さんがいらして、そのかたに時間をとられて、入れられなかったの。ごめんなさいね。」

 

看護師さんに謝られる。

 

気の毒にな。ショックだったんだろう。

 

顔も知らない人だけれど、支えてくれる誰かがいらっしゃいますように。

 

入院している間、母のことだけが心配。

待ち時間

 

病院は相変わらず混んでいる。

今日は乳癌手術前の検査と

大腸癌の予後を見るための検査の日。

 

予定では午後2時までかかるはずだったのだけれど

検査の先生方は、とても親切で

空いている時間に次々と挟み込んでくれたりして、午前中には済んでしまった。

 

おかげで絶食も早く切り上げられて

持ってきたパン、美味しかったー。


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久しぶりにコンビニのコーヒー飲んだ。

美味しかったな。

 

やれやれこれで…と言いたいところだけれど、検査はすんでも、診察予定は3時間半後。

 

早くしてもらえないかって、一応看護師さんに頼んではみたけれど、無理っぽいなあ。

 

ううーーーー。

 

座っているのもヘビー。

横になりたい~と唸りつつ、待っている。

素麺

あの抗癌剤は、もう飲むの終了したというのに、指先の痺れが半端じゃない。

今までで一番の痺れ。

包丁が握れない。

何でだろう?

っつうことは、今飲んでいる乳がんの薬に原因があるのだろうか。

 

副作用を軽減する薬、もらっているけれど、眠くて起きていられないし、かえって痺れが酷くなる気がして、服用を止めていたけれど。

12日病院だから、相談してみよう。

 

料理をするのも一苦労。

 

それでも、皇太后から「美味しい」と言われることが嬉しい。

 

母の日は母の好きな素麺、焼き茄子、シュウマイを作った。

 

錦糸卵が、ちょっと失敗した部分もあったけれど

 

美味しい?って聞くと

「頭叩かれてもわからんくらい美味しい」

 

アハハハ

 

ささやかな食卓。