サプリ

大阪市に本社がある「小林製薬」は、「紅麹(べにこうじ)」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症したことが報告されたと明らかにしました。

 

会社では「健康食品が原因となった可能性がある」として、この成分を含む3つの健康食品を自主回収するとともに、使用を中止するよう呼びかけています。」

 

NHKの今日のニュース。

 

 

 

TVをつければサプリ業界が

言葉巧みに圧をかけてくる。

 

元気で老後を迎えるためには

この筋力が必要

このパワーが必要

この知力が必要

 

介護保険は改悪の一途で

とうとう今日のワイドショーでは

「このままでは金持ちだけが介護を受けられる世の中になっていくと危惧しています。…」

って解説者が口に出していた。

 

そんな状況。

 

 

私を含め普通の人々は日頃から

「なんとか元気で生き生きと暮らしたい」と願う。

 

介護保険は高額な税金をとられている。

だけれど

使えない制度。

 

だったら、とにかく元気でいなければ!

 

そのために必要な筋力、パワー、知力。

 

それがサプリで手に入るのならと、手に取る。

口にする。

 

そのサプリのひとつが自主回収騒ぎ。

 

私はドクターから言われたことを思い出す。

 

「なるべくサプリは飲まない方がいい」

 

いざ具合が悪くなったときに飲む薬との飲み合わせの問題もある。

 

長い間飲んでいれば

身体に蓄積されるものもある。

 

なのに

TVでは

「このサプリを飲んでいるから」私はこんなに元気だとタレントが笑顔。

 

サプリ市場がいかにおいしい市場であるのか。

 

元気でいたい

健康でいたいというその気持ち。

 

ターゲットは広い。

 

極端な自然主義を謳う人達も

サプリも

感染症問題を「論文」ではなくマスコミ発表する人も

 

金をそこで利することなく

論ずる者は

誰もいない。

 

そして結局は

それぞれに耳当たりのいい言葉や

扇情的な言葉で揺さぶって

 

責任はとらない。