年が開けた。
あけましておめでとうございますと書いて、
お節がどうとか、食べ過ぎとか、そういう呑気な話を書きたい。
けれど、年明け早々とんでもなく大きな地震があった。
飛行機の炎上もあった。
地震は天災。
何時どこであるやもわからない。
誰が被災者になるやもわからない。
その惨さを思う。
石川は、羽咋というところに親しい友人がいた。
何度訪れたか、数えきれない程、私にとっては馴染みのある場所。
渚を車でかっ飛ばしたり
喫茶店巡りをしたり。
美味しいものがたくさんあって
町並みが綺麗で。
海が、
海が近くて。
殆んどプライベートビーチのような、友人の家の近くの海。
泳いでいると
友人のお父さんが
「おーーい、お昼を持ってきたよーう」
素麺を持ってきてくれて。
美味しかったなあ。
ニュースで倒壊した家々を観るのが、辛い。
余震も収まらず、高齢のかたが多い土地だ。
どんなにか…と思う。
そんな中、善意からとはいえ、物資を持ってとか、ボランティアでとか、現地に向かう人も多いと聞く。
しかし、それは救急車や、自衛隊車等の交通を阻むことにもなりかねない。
石川県はまだボランティア募集を行っていない。
被災地以外に住む人間にできることは、
募金
この2つだけだ。今のところ。
それにしても、こんなに災害の多い国であるのに、
今回もまた結局は
体育館に雑魚寝状態。
火の気もなく食料もと訴える人が自分だったらと思うと、国は何をしているんだと思わずにはいられない。
コロナもインフルエンザも
居なくなったわけじゃない。
クラスターが起こらないことを祈るばかりだけれど、この期に及んで、マスク不要とか言う人達…なにをかいわんや。
なにをかいわんやと言えば
人工的に地震を起こしたとのトンデモ論を見て呆れていたのだけれど、それが政治家にもいて…。
誰かを叩くこと(機長とか)で、ストーリーを作ろうとするマスコミ。
それに簡単に乗っかる人々。
この国はどうなるんだろう。
嘆いていても仕方がない。
目を開き
耳をすませ
そして、自分が時の大きな流れのなかでは、極めて頼りなく儚い存在であることを自覚し、
謙虚に
でも、自分酔っ払いに陥ることなきよう
今年も1日1笑。
せいぜい踏ん張って
生きていくしかない。
みんな幸せに
私も幸せに。