10年に1度

10年に1度の大寒波襲来と聞いても、我が家の周りはそうそうは積もらないしと、ある意味ちょっとたかをくくっていたというか。

思っていたのだけれど。

 

天気予報のカタヒラさんの言うことは、本当だった。

 

朝、玄関を出てびっくり。

一面の雪景色。

 

 

さらに私が驚いたのは、その雪の質。

 

 

サラサラでものすごく、冷たい。

雪だるまとか

雪うさぎ作って写真をーって思ったけど

あまりの冷たさに、諦めた。

 

 

今日は本来なら給湯器の工事の日だった。

けれど、電話があって

「申し訳ないのですが、日にちの変更をお願いできませんか?」

 

そりゃそうだ。

仕方ない。

 

車の音も聞こえない。しない。

しーーーんと静かだ。

 

ふと、こんな日に

体調が悪くなったら

救急車もなかなかにだろうし、

心細く、大変だろうなあと思う。

 

そんなことを考えるようになったのは、私がこんな状況だからか。

 

 

 

そういえば、コロナは5類になって、インフルと同じ扱いになるのだという。

 

そうなれば自分で診てもらえる医者を探さなければいけないのだな。

 

切羽詰まった状態で救急車が来てくれたとしても、そこから診てもらえる受け入れ先を探すのに、救急隊員の人達は、それはもう、大変な思いをしていると聞く。

 

いずれはインフルと同等にと、私も思うし、願うけれど。

 

今の状況でそれで大丈夫なのか?と、思う。

 

人間は、ひとつの問題をずっと論じ、対処し続けることが苦手なのだと思う。

 

もう、終わりにしたい。

終わりにしようよ。

いや、もうとっくに終わってるんだよ、コロナなんて。

 

コロナは風邪と同じなのだという。

 

これだけの死者数があっても。

 

5類に伴い、マスクも室内でも不要とか色々聞こえてくるけれど、

5類に認定されたからって、ウイルスが弱くなるわけではないだろう。

 

決定的な治療法が確立されたわけでもない。

薬だってそうだ。

 

「これからは、自衛の時代よ」

と、友人は言う。

 

そうだよなと思いながら、

何かがおかしいなと私は思っている。

 

マスクを外してみても

この今の世の中に流れる

どんよりとしたムードは

払拭されないだろう。

 

 

真っ白な雪が、眩しい。

 

何もかも覆いつくして

冷たく

眩しい。