親切なお方

今だに近藤誠的抗癌剤否定本を持ってきて

抗癌剤治療なんて百害あって一利なしと言われても、

私には無用のご高説だから、

本当にすみません。

はい。

ええ。

あー興味がないんで。

 

 

 

ここをずっと読んでくださっている奇特な方がどれほどいらっしゃるのか、わからないけれど、以前書いたこともある話だ。

 

私はパニック障害と言われたことがある。

 

そう言われた時、はあ?私が?嘘でしょうと思った。

 

そもそもは寝ていて息苦しくて、異常な発汗とで、えっと思って起き上がったのが事の始まり。

 

落ち着こうと水を飲んだりもするけれど、異常な発汗は益々で、そのうち手足が冷たくなってきて、これはヤバい、おかしいと自力で救急車を呼んで、それから入院。

 

色々心臓の検査、ハードな検査もやったけど、結果、異常無し。

 

でも、胸苦しさは消えなくて。

 

何より怖いのは寝ていての過呼吸

 

苦しいのよ。

 

で、検査しまくって、結局告げられたのが

パニック障害

 

そうそう、オマケのようにこの検査の中で

大腸癌も乳癌も発見されたのだった。

 

パニック障害って、私は繊細さんがなるもんだと思っていた。

 

イロイロイロイロ

とにかく気にやみやすいタイプの人が、心療内科とかでさ

優しげなドクターから

「貴方はパニック障害です。」って言われるイメージ。

 

だから、自分が?って驚きもしたし、納得もいかんかった。

 

けど、ドクターから処方されたお薬を、来るんじゃないか?来るんじゃないかって思う時に飲むと

確かに効果あるのだった。

 

薬はなるべく飲みたくないから、でもお守りのように、バッグの中にいれて、過呼吸になりそうになったら、飲めばいいのだと、自分に言い聞かせてた。

 

過呼吸の苦しさや

車に乗れないしんどさは

なってみないとわからないと思う。

 

実際問題、私自身

「気合いでなんとかなるんじゃね?」なんて思ってたもの。

 

気合いじゃなんともならんのよw。

 

で、こういう時に、

「何かお悩みがおありになるんじゃ?」

という、「親切な人」が出現する。

 

癌?

パニック障害?

 

ああ、それらは全て

精神の持ち方

そして食べ方次第で。

ええ、治ります。

 

へーーーー

 

または、とても良いお話をされる方がいらして、どうのこうの。

 

このての勧誘?に、

私は一切興味がない。

 

断るばかりなのに、なぜと思う。

 

良き話をする人っつうても、タダじゃない。

 

そんなの単にそれで食ってるってことじゃん。

全く善良な人たちを…と思うくらいには、私は擦れている。

 

貴方は厳しい道を

歩いてきた。

でも、それは…と、「繊細さん認定」にかかっていく話術にも、心は動かされない。

 

甘やかして

心を開かせるパターンっすか。

 

みんな、大変ですわ。

私だけじゃない。

 

大腸癌手術後

一番きついとき、

私は

「人間みんな糞袋

なんて考えていたのだから

間違いなく繊細さんでは、ない。

 

それにしても。

 

有名大学の名誉教授がそう言っている

有名人の○○さんも△△さんも

受け入れている自由診療

 

抗癌剤で身体や血管がボロボロにならないように

あ、でも今からでも

 

砂糖なんて絶対駄目よ

 

そういう言葉を聞くたび

一種の学歴コンプレックスなんじゃ?

なんだろう、この熱さ

なんて事も思うのだ。

 

私の身体は思うようにいかない。

 

しんどい。

つらい。

痺れも相変わらず。

 

でもね

親切なお方、

そのお話は

ノーThank You。

 

私には無用です。

 

運命として決められていた?

 

へーーーーーーーーー。

埴輪顔。