今まで


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仕方がないことだけれど、予約をしていても1時間、2時間まちはザラ。

 

それなりに緊張していたりするのか、病院へ行った日はぐったりする。

 

それがかかりつけ医、総合病院と梯子の日が2日続いて、ちょっとへばってしまった。

 

1日は弟が送り迎えしてくれたのだけれど、

帰り診察終了してから来てくれたのが1時間半後だったので、冷や汗が出てきていた私は、タクシーで帰るべきじゃないかと、判断に苦しんだりした。

まあ、次はそうすることにしよう。

 

離島ドクターからは、何度も抗癌剤点滴治療、よく耐えたなと言われた。

 

それで、今までの治療のなかで私が感じたことを少しまとめておこうと思う。

 

1.今の時代ネット情報は必須科目であったりするけれど、患者本人は、見ても凹む情報多いから、見なくてもいいんじゃないかと思う。

 

見て考えると怖くなるくらいなら、見ない方がいい。

 

2.これもネットってことだけれど、抗癌剤治療は、はっきり言ってつらい。

 

痛み、痺れ、味覚異常…様々な副作用。

 

そのつらさを軽減する、或いは全くない治療法があると、うたう自由診療

 

それで救われる人が全くいないとは断言できない。

 

だけれど、癌治療は時間勝負って部分も大きい。

そうこうしているうちに…というケースだってある。

 

辛い部分はあっても、標準治療は今までの多くの癌患者治験の積み重ねによって構成されている。

 

3.はりつめていると、呼吸が浅くなる。

いしきして、深呼吸、深呼吸。

 

4.一度泣くと崩れてしまいそうに思うから、泣くことを堪えるって状況も多いと思う。

大丈夫。

泣いても大丈夫だ。

泣ける時は泣く。

 

5.癌になってみて、何より救いになったのは、友達の存在だ。

家族にも言えないことを言えるその存在が、それからの支えになる。

 

知人ではなく、友人を作るのが大事。

 

1人でいい。

顔を知らないネット友だっていい。

 

 

人は人でしか救われない。