弟に感謝の日


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通院日だった。

 

弟が会社休みをとって、送り迎えしてくれた。

 

なんか検査があるんか?と聞くから、最初に血液検査で注射器3本分抜かれるんだよと言ったら、もうそれだけで充分合格やろうって。何がどう合格なんだw。

 

診察。

毎回、緊張もするし、数字が悪かったらどうしようって思う。

癌患者は手術終わったら、ずっと再発の恐怖と闘うことになる。

 

正直、笑われるだろうけれども、通院日の前日は、毎回なかなか眠れない。

 

考えたところで…そう思っているのだけれど。

小心者。

 

今回は数値OKって言われて、嬉しかったなあ。

ドクターが手の痺れはほんと、何年も続くと思うけどって言ったけど、数値OKが私は嬉しくて、ありがとうございましたって、元気よくw

離島ドクター笑ってた。

 

大丈夫でしたって言われると、なんか守って

もらったーって思う。

友達や家族やツイッターのフォロワーさんやなくなった父に。

で、ちょっと泣く。

 

毎回それの繰り返しだ。

 

それから、受付時間終了ギリギリにかかりつけ医へ。

 

病院の梯子は疲れるが

それでも受診できて良かった。

出直しとなると、また大変だからな。

 

再び液体窒素

 

今回も痛かったーーー。

 

終わってしばらく動けなかった。

 

足をひきづりつつ、買い出し。

 

朝、9時から出て、その時点で1時を過ぎていたから「お腹が減った」と弟に言われて、ああ、もうそんな時間だったかと思う。

 

ちっとも気づかなかった。

 

スーパーのお惣菜でも買って帰ろうと言ったものの、弟の口はラーメンになっていたらしく、それならとインスタントの袋麺を買って帰宅。

 

散らかりまくった部屋で申し訳なかったけれど、とにかく腹ごしらえと、ラーメン作って、母と私、弟3人でお昼とした。

 

さすがに疲れた。

けれど

それでもいい日だった。

 

ガレージから弟に灯油も持ってきてもらったので

明日朝、冷えても大丈夫だ。

 

私はガレージのシャッターが開けられなくなってしまったから。

助かった。

 

見えるところ

見えないところ

弟だけでなく

いろんな人に助けられて1日が終わる。

 

いい日だったなあ。