診察日とコロナ

本日は大腸癌の方の診察で通院日。

 

タクシー予約しておかなくちゃなあと思っていたら、弟が送り迎えをしてくれた。

 

身体が楽だということはもちろん、コロナ感染予防のためにも、本当にありがたいことだと思う。感謝。

 

照射で日赤にばかり行っていたから、こちらは久しぶり。

だったので、保険証の確認がある。

 

窓口にいって、保険証を提示していたら、おじさんが横から

 

「コロナ陽性の証明書出して欲しいんやけど。」

 

思わず身体が固くなった。

 

「待機期間は終わられたんですね?」

と、窓口のお姉さん。

 

私はそそくさとその場を離れた。

 

その人は何も悪くないんだけど、正直、怖かった。

 

世の中は、コロナはもはや風邪と同じ。

マスクだってはずせよって人も出てきた。

 

「感染者は先週と比べて4000人も減りました。」

 

それより社会を動かさなくてはって、規制はどんどん緩和傾向。

 

だけれど、私の周りで罹患した人達のなかには、酷い後遺症に苦しんでいる人もいるし、何より予防薬も決定薬も今はないという現実。

 

ワクチンはあくまでも重症化しないためのもので、打ってれば罹患しないというものじゃない。

 

そこに


日本医師会 釜萢氏“発症から10日間はウイルス排出の可能性”
2022年9月7日 17時28分

新型コロナ感染者の療養期間を短縮する政府の方針について、日本医師会の釜萢常任理事はやむをえないとする一方で、発症から10日間はウイルスを排出し、他人にうつしてしまう可能性があるとして、政府は、国民に注意を呼びかけるべきだという考えを示しました。

新型コロナ感染者の自宅などでの療養期間について、岸田総理大臣は6日
▽症状がある人は今の原則10日間から7日間に
▽無症状の人は、検査で陰性が確認されることを条件に、7日間から5日間に短縮する方針を明らかにしました。

これについて日本医師会の釜萢常任理事は記者会見で「日本医師会としてやむをえず賛同するが、新たなエビデンスが加わって変更されたわけではないと認識している。ウイルス排出量が減る7日から10日までの間にも、1割から2割の人はほかの人に感染させる可能性があり、注意が必要だ」と指摘し、政府は国民に注意を呼びかけるべきだという考えを示しました。」

というニュース(NHK)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220907/k10013807561000.html

 

コロナ恐れるに足らずはいいけど、それがエスカレートして、また蔓延したとしても、誰も責任を取らないし現場の大変さも改善しないんじゃ?と思うと嫌だなーと思う。

 

単純に怖いなあ。

 

こんな私の気持ちも

「そりゃ、あんたが基礎疾患持っているからでしょ?」

で括られてしまうのかな。

 

 

診察では酷くなった指の痺れの話をする。

 

抗癌剤飲んでいた時より酷い。ペットボトルのキャップを開けられないとか、宅配の荷物を開けられないとか。」と言うと、

離島ドクターが

「生活レベルの質が落ちているのは気の毒だけれど、間違いなく抗癌剤の副作用だねえ。

後から出るタイプだったんだ。

これは、酷い人はボタンもかけられない、物も持てないって人もいるんです。

…抜けるのに2年以上かかる場合あるから、年単位で考えてください。」とのこと。

 

付き合っていくしかないな。

 

それでも、数値は良いと言われたのでほっとした。

 

一つ良いこと。

一つ残念なこと。

 

帰宅して緊張がほどけたのか、爆睡してしまった。

幾つだ私よw。