選挙に行った。
このような身体になって、初めて詳しく知る医療費のあり方。
今の医療現場のこと。
ありがたいなと思うその私の横で
これから高齢者が益々増えるから、今の状況はキープできない。
だから、「改革」をという声。
病院は「経営力」も大事だから、経営不振のところは、どんどん統合化していかなければという声。
そう言えば介護の現場もどんどん「お金が足りない」という声のもと、変化を余儀なくされている。
「自己責任」
確か消費税があがった時、それらは全て消費者つまりは国民のために、使われるというお題目のもとにあげられたのだった筈。
「効率化」
命の現場で、それは何処まで受け入れられることなのだろうか。
「自己責任」
それは何処まで。
そんなことを考えた。
言葉狩りが進み
本屋は潰れ
経済は悲鳴をあげ
子供を産むのに「決意」がいる国。
進学するのに、「奨学金」というローンを組まされ、働き出して後、長い間返済をシナケレバナラナイ状況。
そんな様々な事柄が、自分の1票で劇的に変わるとは思えない。
思えないけれども、だからといって
選挙に行かず、決められたことを全て受け入れられるか?
その想いひとつで選挙場に足を運んだ。
初めて人が並んでいるのを見た。
だけれど、投票率はやっぱり悪いのだというニュースを聞く。
この国を動かすのは「たった1票」の集合体であるはずだのに。
今から結果発表番組を観る。
私の推しはどうなっただろう。