おぱーいの手術前に元気ドクターから、
何か心配なことはないかと質問された。
ここまで来たら色々言ったところで、まな板の鯉にしかなりようがない。…と、そう思って、
「別にありません。先生にお任せするだけです。よろしくお願いします。」と答えた。
そしたら、次に
「大腸癌の手術は、何がしんどかった?」と聞かれる。
うーん。
正直に言えば、出来ればみんな忘れてしまいたい程、しんどかったのは全部。
「あ、手術後の痰の吸引がキツかったです!」
「あれはねえー。tonchikiさんは、煙草吸ってた?」
「はい。もう止めて20年以上になりますけど…。」
「喫煙経験者は、あの吸引で地獄をみる人多いのよね。
10年以上前であっても、色々出てくるから。」
ちょっと気の毒そうな顔で元気ドクターが言う。
だから、禁煙しろなんて言うつもりはない。
紫煙の癒しは、知っているもの。
ただ。
ただ、手術後の痰の吸引が地獄だってことは事実。
あれはねえ、キツいよ。
後、今回の手術の時、麻酔薬注射されたんだけど、血管痛が半端じゃなかった。
「何かあったら、いってくださいねえ」
って言う看護師さんに
「あ、痛いです。
痛い…痛いツ痛いーーーツ」
叫んで意識を失ったtonchiki。
色々あるよね。
ハハハ。
術後
「やっぱりどうしても出ちゃうんだよね血管痛。ごめんね。」と言われる。
それでも、麻酔薬があるってことのありがたさ。
昔はこういうのなしでだもんねえ。
その時代の患者の心情を思うと…ツルカメツルカメ。