ヒヨ

夜になると痛みに集中しすぎてしまって、眠れないって状況が続いている。

 

一晩中起きていたあげく、昼間グーグー。

 

良くない。

全くもって良くない。

 

ただ生来の呑気者ゆえ

どこかで

「寝られんかー。ま、寝られんもんはしょうがないなー。」とも思っていたりする。

 

私がラッキーだったなと思うのはこんな時で、例えば勤めながら治療なさっている方達なんて、そんなこと言ってられないよね。

次の日の仕事に直撃だもの。

マジできついだろうと思う。

 

やっぱり昼夜逆転は、

いかん。

いかんなあ。

 

父がなくなって初めて、我が家にお仏壇が来た。

 

そこにあげる、ご飯。

 

翌日に小さなお握りにしてお口にポイってお家もあるようだけれど、カチカチになってたり、今の時期だとちょっとお腹が痛くならない?って心配が。

 

だから、我が家は仕方なく処分していたのだけれど、どうもご飯を捨てるという行為がねー。

罪悪感があって。

 

で、そうそう、そう言えば我が家には沢山の鳥が来るんだった。

 

だったら、鳥さんたちにご提供と、相成った。

 

そうしたら一度、あげようと思ったいつもの場所で(我が家の垂れ梅の下に植木鉢を置いて、そこに。)メジロ君とご対面したことがあって。

そのあまりの可愛さに、ずっキュン撃ち抜かれた。

あらー、こんなキュートな子の役にたっているのなら、きっと父も喜んでいるよねなんて思って。

 

メジロ君だけじゃない。

スズメの寿命が1年って聞いてから、この暑いのにスズメ達だって、餌とるの大変だろうしとか、色々色々思いつつ、せっせとご提供申し上げていたわけですが。

 

「せっかくスズメさんが食べていたのに、ヒヨの奴が!」

 

母が怒っている。

 

どうやらヒヨドリが先客のスズメを蹴散らして、食べているのを目撃したらしい。

 

笑った。

 

ヒヨドリだって、そりゃ食べればいいんだけれど、どうも奴は傍若無人、身勝手なイメージが強いんだよね。

 

とりぱん」って漫画で、ヒヨがまさにそのように描かれているのを見て、やっぱりそう感じるのは私だけじゃないんだって、吹き出したこともある。

 

母は、

「あんたはそんだけパワーがあるんだから、そこはスズメさん達に譲って、自分でバンバンしなさい」って気持ちになったらしい。

 

そういえば、亡くなった父も、ヒヨを見ると

「あ、あいつ、また来てる!」

 

ヒヨに責任はないのにねえ。ふふふふふ。

 

今日も

「ピーーーー!!!!」って、ヒヨは元気だ。

 

百日草の花も咲いて、すっかり夏だよねえ。

 


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今日も暑い。