花火のように


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「ねえ、tontikiがブログっつうか、ネットで文章書き始めてからどのくらいたつ?

もう20年はたっているよねえ。」

 

友人からそう言われて

改めてああ、そう言えば…と思ったのだった。

 

最初にpcをやってみなって言ってくれたのは、彼女。

 

芯からアナログな私は、随分抵抗した。

 

だって、めんどくさそうだし

そういうのは会社で扱うものだけでお腹いっぱいって気がしたから。。

 

「向いてないと思うんだよねえ。」

 

そう言って長いこと手をつけずにいたっけ。

 

亡くなった父が、ボソッと

「pcをやってみなって言われたんだけどさー。」と呟いた私に

 

「やってみればいいじゃないか」って。

 

「でも、pc、結構高いよ。ものにならなかったら…」

 

そう言ってずるずるずるずるしていたら、毎週読んでる週刊スピリッツの懸賞にあたってさ。

 

ででーんと当時最新式のpcが我が家にやってきたのだ。

 

びっくりしたあ。

あの時は本当にビックリした。

 

当選者はpcは全国で1人だけだったから、これはもう、運命なのだと、そこから始まったんだよね、

 

あれから20年以上かー。

 

誰に求められているわけでもないのに、毎日毎日、一体私は何をやっているのだろうとも思う。

 

でも、あそこで飛び込んだおかげでいろんな人に巡りあったなあ。

 

おかげさまで、今、こんな状況になっても、なんとかギリギリ顔をあげていられるのは、あの時始めたおかげ。

 

巡りあった人たちのおかげだ。

 

遠くにポン、ポン…花火のように言葉があがる。

 

顔を知らなくても、その言葉たちは私にとってはとてもリアル。

 

ありがとう。

そう言いながらふんばる。

 

踏ん張るためのエネルギー。

ガソリンになる言葉たち。

 

 

 

あ、そう言えば、知り合ってこの人はと、私が勝手に決めている人たちは

本人否定する人も中には…とも思うけど

みーんなご陽気主義だよなあ。

 

そう、貴方も。

 

ふっふっふっふ。