今日はおぱーいの、乳腺外科の診察日。
昨夜4時頃に目が覚めちゃって、なんだよ、緊張してるのか?
我ながらちょっとあきれてしまう。
とてもいいお天気。
桜満開。
タクシーの窓からの期せずしての花見。
いつもは1人だのに、今日は2人ドクターがいた。
新しい先生なのかな。
若い先生。
ピンクマスクの先生。
先にマンモを済ませていたので、その結果を聞く。
「頑張ったねえ。ちょっと小さくなってる。」
「手術は…6月かなあ。」
「6月ですか。」
「うん。…混んでるのよ。」
見れば予約表は、真っ赤に埋まっている。
「…じゃあ、胸見てみようか。」
ジェルを塗られて、カメラでみていく。
途中でピンクマスクの先生に変わる。
「…あれ?」
手が止まった。
「先生、これ」
「あ…」
新しい癌が見つかった。
1個だと思っていた癌は、2個あった。
私は造影剤アレルギーがあるので、MRIを受けられていない。
それを使えればもっと早く見つかったと思うけれどと、ドクターが言った。
正直ショックだった。
でも、手術前で良かったよと、友達に言われ、そうだよなと思う。
病院の桜も綺麗。
綺麗だった。