ルール外

恋は人生の花。

今日もTVでは不倫話の花が咲く。


不倫=駄目とは考えない派だ。

人の心の動きは止められないものだから。

基本、そのことについて物申せるのは、パートナーだけだろう。
三者があれこれ言うことではない気がする。

ただ
不倫=駄目とは考えない派ではあるが
「覚悟はあるんだろうな?」とは、思う。

そのことが全て詳らかになった時、
それまで積み上げてきたものは全て消え去るやもしれない。

「いや、そこはうまくやれる自信がある」
或いは、あった。

「そこはわかっているし、もし仮に明らかになっても、パートナーにはきちんと説明できる。」

傷は見えないところに出来るやもしれぬ。
パートナーにだけでは、ない。

その傷は、誰に、どこにできるか。
きっと
当事者の想像を超える。

膿んだ傷は、手当てできない。


もし
パートナーと逆の立場だとしたら?。

今感じている、根拠のない優位性は、パートナーの落ち度によるものか?

相手は鏡。
パートナーは鏡だ。

長い時間をかけ、戦友だと思っていた相手の心が自分にはなかったと気付いた後、お前ならどうする?
どうする?

結婚という契約を
選んだのは自分だろう。

そういうことも全て超えて。

肉欲ではない。
火遊びではない。
覚悟だってあるんだ。

…だったら好きにすればいい。

好きにして、全てを引き受ければいい。

秘めることを選ばなかった
選べなかった

自分の弱さごと
引き受け
果ての先をみるがいい。

結局は陳腐な物語にしか過ぎない事実を抱えて

スペシャルな物語にしてみろ。

そんなことを思いながら、画面を見ている。

恋は人生の花である。