「ねえ・・・tonchikiちゃん、デパスって薬もらったって言っていたよね。」
「うん。」
それがどうしたんだ?って気持ちで私は、メールを返信していた。
「・・あのさーそんで、動悸がして、足がひゅーっとして、息があがるんだよね?」
「そうそう。。めっちゃくちゃ気持ち悪いんだよ。
目は回るし、肩で息をするし。」
「で、デパス。」
「うん。それ飲むと、落ち着くんだー。」
「・・・それって、パニック障害じゃない??」
「・・・へ?」
へんな声が出た。
「私??私が????
・・・え~~~ッ!!???私が~~~????」
はぁ~~~ッ????
慌てて、PCでググってみる。
omronのページより抜粋
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/43.html
ある日いきなり、心臓がドキドキしたり、胸が締め付けられるように息苦しくなる。
めまいや胸の痛みが起こることもあり、このまま死ぬのではないか…そんな強い不安感におそわれた経験はありませんか。
あるーッ!!!
だからビビッて、かかりつけ医に往診してもらったんだもん。
最近、こうした発作を起こし、病院で「パニック障害」と診断される人が増えています。
かつては心臓神経症や不安神経症のひとつとされていましたが、違う病気であることが判明し、日本でも病名が知られるようになったのは10年ほど前からです(※1)。そのためパニック障害のことをまだ知らず、つらい症状にひとりで悩んでいる人が少なくありません。
なんですとー???
そこでまず、パニック障害について知っておきましょう。
パニック障害は、ストレス性の不安症や神経症、あるいは心の病気とも違います。
最近の研究などから、パニック障害の原因は、脳内神経伝達物質(脳内ホルモン)のバランスの乱れであることがわかってきています。
え?どういうことさ。
とくにセロトニンとノルアドレナリンが関係していると考えられています。
セロトニンは、ほかの脳内神経伝達物質の情報をコントロールし、精神状態を安定させる働きがあります。またノルアドレナリンは、不安や恐怖感を引き起こし、血圧や心拍数を上げる働きをします。
それが乱れるって訳?
脳内神経伝達物質の乱れと聞くと、特殊な病気と思われるかもしれませんが、100人に3人程度の比率で、だれにでも起こりうる病気です。
ただ、働き盛りの年齢の人が、ある日突然強い発作におそわれ、ショックを受けることが少なくありません。心臓疾患を心配したり、再発の不安から外出できなくなるなど、日常生活に支障をきたすこともあります。
いや、マジでちょっと車に乗るのは怖いぞ。
また息があがったら、洒落にならんって思うから。
そのため発作を経験したら、早めに病院(心療内科や神経科、精神科)を受診し、適切な治療と生活指導を受けることが大切です。
はぁ~~~~~????
精神科??
心療内科~~~????
お気楽極楽御陽気主義の私が??
心療内科~~???
精神科~~~???
うっそでしょ。
うっそだ~~~~。
でも、そこに書かれた症状は、ドンズバそのまま、まさしく!!!私の症状なのだった。
・・・心臓に異常はないって言っていたもんなあ~~。
その時私の頭に浮かんだのは
「か~~っちょわる~~~」
「なんで私が??マジ??マジなのか???」
「自分、信用できねーーーーッ!!!!」
これだった。
って、今までお前は自分のこと、信用して生きてきたのか?という問題はさておき。
・・・確かにデパス飲むと症状は落ち着くんだよねえ。
ふむう。
・・・でも、ドクターからそう言われた訳じゃないしな。
あまりにもドンピシャな症状だけど・・・・え~~~????
頭の中、混乱して、わたわたわたわたしている間にも
時間は過ぎて行く。
もうすぐ2回目の検査入院。
「・・・ちょっと、思い当たることが多すぎて、びっくり。」
私は、ガールフレンドに「びっくりだよ」と、メールを返した。
「まあ、デパス飲んで落ち着くんだったら、大丈夫。
風邪みたいなもんだよ。」
ふむううううう。
ガールフレンドは医者じゃない。
けれど、友達とのこのやりとりからしばらくして、
私は、実際に「パニック障害」とちびまる子ドクターからも、御陽気ドクターからも、言われる羽目になったのだ。
つまり、誰よりも早く、私のパニック障害を指摘したのは
ガールフレンドということになる。
でも、パニック障害のことを話すドクター達は、なぜかひどく遠慮がちでもあった。
それはなぜかというと・・・・。