明日2時から
町内会の班長の引き継ぎのための集まりがある。
1年、やっさもっさしながら、やっとここまできた。
1年前、「次、班長お願いします」と言われた時は、正直どうしようかと思った。
身体のきつさはピークだったし、簡単に大丈夫だからって言ってくれるけれども、引き受ければ何もしないというわけにはいかない。
入院時はどうする?
通院時はどうする?
だから、一等最初は断った。
でもねえ、私が断れば次のお家に迷惑がかかる。
結局引き受けて、1年間。
班長と福祉委員。
後、災害時に救助責任者…って、助けられる方だろう、どう考えたってw。
班長会議の間
座っているのもきついのに…と苦笑い。
福祉委員は赤い羽募金の時期、ボックスもってスーパーの入り口で募金活動をしなくてはいけなかった。
「…すみません。どうしても身体が動かなくて…。」
「あーいいよ、いいよ。
そんな無理する必要はないよ。」
そういって、色々フォローをしてくださった会長さんの突然の死。
「もう、四十九日過ぎたって。」
「…早いなあ…、」
都会じゃそんなに密な町内会なんて、滅多にないんじゃない?
そういえば、隣の人のことだって知らないっていうし。
どっちがいいのかわからない。
現実問題、町内会の役員なんて、面倒くさいったらない。
でも、その面倒臭さを通して、町内の人の顔と気性を知っていく。
そんなことがあっては困るし嫌だけれど、何かあった時、顔を、気性を知っているというのは強みだな、と思う。
とはいえ、我が町内も高齢者が多くなってきた。
町を越えての運動会や、お祭り。
町として参加するにも
準備、後片付け。
「テントはろうにも、力仕事はなかなか、なあ…。」
あと10年後
どうなっているかしら。
この間は子ども食堂の話が出た。
「えらい増えてるってはなしやけど、日本、大丈夫かいや。」
「政府がせんならんことを、丸投げしてるしなあ。」
「うちの町内は子供少ないし、子ども食堂なんてないけど、あれ、大変らしいで」
「そりゃ、そうやろう。」
「あれも一旦手をつけたら、長くやる責任が出てくるしなあ。」
「子供はあてにして来るんやからなあ。」
「いい加減な気持ちではやれんことを、政府も丸投げって、なあ。」
「まあ、選挙にいかなアカンってことや。」
「右やの左やのどっちがどっちでも、選挙にはいかなあかんってことやわなあ。」
そんなことを話している
おじちゃんたちとの1ヶ月に1度の集まりも、もうすぐ終わる。
明日は新役員への
引き継ぎ会議。