彼女は不機嫌だった

昨日 書いた記事。

あのメールの 送り主の 元同僚は 、まあ私も人の事言えないのだけれど 、かなり癖の強い人物。

 

働いていた時 、所属する 課は違うんだけど 私の方が 立場的に 上になった。

 

それが 彼女の気に入らなかったのかもしれない 。

1ヶ月間以上 挨拶をしても 無言で無視をするという ことが続いた。

 

最初は私の考えすぎ、勘違いかなと思ったんだけど 、結構それは露骨な態度で。

書類の纏めを頼むと、出来上がった物を 投げるように置かれたりしてね。

 

彼女の直属の上司 と 私は 、大バトルを繰り広げたりもしたので、 そこら辺も関係していたのかもしれない。

 

まあ無視されようと 、投げるように書類を置かれ ようと、私もいじっぱりだったので 負けることはなかった。

 

「で 、何が気に入らないのか知らないけれど、 私の立場が気に入らないというのなら 、私のところまで登って来ればいい。

子供じみた態度で 鬱憤を表現して いても 、自分の評価が ただ下がるだけだよ 。」

面と向かって、そう言ったこともある。

彼女は 鬼の形相で 私を睨みつけていた。

私も若かった。

 

負けはしなかったけど 、やっぱり 一か月間 以上も そういう不機嫌な オーラを全開にしている人物と一緒にいることは、不快だったし、疲れる事だった。

 

なのに。

いつのまにか 退職してからも定期的に 連絡が入る。

もうすでに XX年。

 

こんな珍しいものを見つけました とか 自分が食べて美味しかったのでとか そういうものも届くようになっていて。

 

最近はどうしてますか、と聞かれたので 正直に答えたら 、あのメールが届いたのだった。

 

人間って面白いなあと思う。

本当に 人間って 不思議で 面白いよねえ。