昨日、かかりつけ医で、「点滴は一応今日で終わろうか」と言われて、心底嬉しかった私。

 

まだ麻痺は残っているので、ステロイドは飲み続けるのだけれど、毎日通院点滴の日々は、結構ハードだったもの。

 

行かなくていいんだと思うと、はああああ良かったーって。

 

看護婦さんが

「長くなっちゃったよねえ」

 

本当に、ね。

 

 

そして今日。

 

かかりつけ医には行かなくていいけれども、今日は乳癌の放射線経過観察の日。

日赤に行かねばならない。

 

病院と縁が切れるのは

何時なんだろうね。

 

はああああ。

 

朝。

目が覚めても、身体が動かない。

「…キツイなああ」

小さく声が出る。

 

1時間程モゾモゾ。

ああ、起きなくちゃ。

準備しなくちゃ。

予約の時間がある。

 

けれど、幸いなことに、今日は年若いガールフレンドに送り迎えしてもらえるのだ。

わたしってば、なんて贅沢。

 

ああ、なんてラッキーなことだろうか。

 

9時、ピンポーンとチャイムが鳴る。

 

朝早く、嫌な顔一つ見せずに

「おはようございますー。」

 

私、本当にラッキーだよなあ。

 

こんな偏屈で頑固であっても。

ありがたい話だ。

 

そういえば、突然だけど、私は頭がでかい。

イコール顔がでかいって話しでもある。

 

そういう私が、こう、ざっくりゆったりかぶれるニット帽子

探しているけど、思うようなものがなくてねーって、呟いたのは、あれはいつだったか?

 

もうかれこれ1年はたっていると思う。

 

そうしたら、こんなのを探し当てました。

どうですか?

良かったら編みますよって、編み物得意なフォロワーさんからのメール。

 

もう、どんだけ私に優しいのか。

ってか、ずっと気にかけてくださっていたのか。

 

びっくりするやら感激するやら。

 

気温のせいか

ステロイドのせいか

或いはその両方か。

 

今日はホットフラッシュみたいに酷く汗が出る。

あっという間に、タオルはドボドボ。

身体はだるくて、冷や汗状態で

ああ、ガールフレンドの送り迎えが本当にありがたい。

 

これ、一人だったらちょっとヤバかったなあと密かに思う。

この身体の奥からずううーーんと沸き上がって、絡み付くような怠さ。

 

座っていても酷くて

ああ、ホントに助けられたなあ。

 

そうして診察が終わって、帰宅。

 

「あ、これ、、母がいつも綺麗なお花やら、野菜やらありがとうということで…」

 

彼女のお母様が書かれた「花」。


f:id:texastonchki:20221130192955j:image

 

母は本当に喜んで

「これは玄関に置かないと」

 

ああ、いいねえ。

本当にいい字だ。

 

私はラッキー。

 

いろんなことがあるけれど

基本、私ってば

本当にラッキーだよなと

重ねて思う。