2回目のワクチン接種。
またもやガールフレンドの世話になる 。
車を出してもらって 、会場まで連れて行ってもらった 。
前回よりも 混んでいるような気がする。
と言うか、 係りの人の手はずが、ちょっともたもたしているのか?。
それでもやがて順番になって 、前回通り あれこれ問診されて。
「結腸癌と乳癌ですか。 今は体調にお変わりはありませんか。」
「はいおかげさまで。
今は 歯医者に通ってて、 その歯がちょっと痛いくらいで 。」
「あら 歯ですか。 私も通ってるんですよ。 もう10年から通っているというのに、 ちっとも良くならなくて。 」
「あらそれはそれは 。」などと いう会話をしながら 進んでいく。
「それではまいります 。」
前回より ちょっと痛かった。
「30分間休んでください。 気分が悪くなったら遠慮なく手をあげてお知らせください ね。」
「はい、ありがとうございます。」
ある人のノートで 、きちんきちんと ありがとうございますと 感謝の気持ちを 述べたら、係の人の表情が明るくなったのだと 読んだ。
私も見習う。
声に出さなければ、伝わらないものね。
「ありがとうございます。」
そうすると、本当に皆さんの表情が明るくなるのだった。
こんな世の中 だもの。
自分のことだけを考えていれば すぐに 行き詰まってしまう。
メンタリストと名乗る若者が ホームレスに お金をかけるくらいなら 猫を助けてほしいと 話して大炎上し たという出来事が最近あった。
かわいそうに 。
あの彼は どれだけ 金を稼いでいるのか知らないけれど 、沢山のお金も、墓場まで 持っていけるわけじゃない 。
「ごめんなさい」と、早口に謝罪する彼には、
愛する人も 愛される人も いないのだろうなあと ふと思う。
そんなことはないと、彼否定するかもしれないけれど。
地獄の沙汰も金次第。
それはある意味真実だけど、それだけじゃあないよ。世の中は。
とりあえず ワクチン接種を終わった。
ちょっと痛かったんだよ と ガールフレンドに伝えたら 、年下なのに ママンのような ガールフレンドが 、
「まあ !ママンの呪いをかけておきます 」
と、真面目な顔で言ったので 、思わず笑ってしまった。
