いちばん近いとても遠い

前回の私のブログを読んで、友達が

 

「家族だからこそ出来ない事もある!のよね。」

 

ああ、そう!!

本当にそうだと私は頷いていたのだった。

 

そして、その「家族だからこそ」なことはもっと、広がりを持つ事実だよなあと思った。

 


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本当にきつい時、家族だからこそ家族に全てをぶつける…とは、ならない。

限らない。

 

もちろん、その人自身の性格によると思うけれども、家族だからこそ言えない。

言えないことが沢山ある。

ぶつけられないという気持ち。

私は、そうだった。

 

きつければきついほど、取り繕ったり整理する余裕など、ない。

 

生の感情そのままぶつけられる人こそが「家族」。

 

だけど、家族だからこそ、ギリギリのところでなんとか少しでも格好をつけておきたい。

そうしなければ、崩れてしまう自分の中の「何か」。

 

私はそんな風だった。

 

だから私は、ネッ友に頼った。

甘えた。

 

顔は知っている。

住所も電話番号も知っている。

付き合いも10年以上になる。

 

だけれど、1度も実際に会ったことはない

ガールフレンド&ボーイフレンド。

 

彼等の存在がどれ程大きいものか

大きくあり続けているか。

多分、彼等自身は知らない。

 

そういう立場の彼らだからこそ

私はPCの前で彼等の言葉に、何度も泣いた。

声をあげて。

 

泣いてこられた。

 

そうなのだ。

 

どうしようもない真っ黒の寂しさの前で

孤独の毒にからめとられそうになりながら。

 

何度も何度も躓きながら、

それでも顔をあげてこられたのは

 

「家族以外」の言葉の一太刀のおかげ。

 

そう、思う。