口からパワー

入院して 一週間目。

手術して 4日目 に重湯が出た。

嬉しかった。

 

え、もう 口から入れてオッケーなんだ という気持ちと 、ちゃんと 大腸 機能しているかな という不安な気持ちと。

 

 f:id:texastonchki:20210703151317j:image 

 

一番最初の重湯 は、 梅味がついていた。

 

あ、 3品もあるんだ。

私は ひとつだけだと思っていたから、 軽く驚いた。


f:id:texastonchki:20210703151525j:image


何日ぶり だったっけ。 食事をするのは。

 

入院手術前の私だったら 、秒で 完食 だと思われる この メニューを 、私は時間をかけて ゆっくりゆっくり食べた。

 

食べた後 おかしなことだが 、自分の目に、身体に、力が戻ったような気がした 。

 

栄養は足りている。

たくさんたくさん吊り下げられている 点滴から、 1日に必要な 栄養は 与えられてもらっているはず。

だけど やっぱり、 人間口から食べないと駄目だわ ~と 思った。

 

体の奥の奥の方から 湧き上がってくる 力。 

たかが重湯だけなのに。 不思議。

 

そして意外。

私は 、これを完食することができなかった。

 

残す?…私が。

 

食べられない時間が 多くあると 、人は それに合わせて 体を変えるのだろうか。 不思議。

 

それにしても、まさか私が残すとはねえ!

私が!!!?…私がー!!!!!

 

 

不思議ー。