年内最後の通院日だった。 病院は混んでいて、弟に送ってもらって、予約時間から、丁度1時間余り待たされた。 「味がしないんです。」 「食べられてる?」 「…押し込んでます。」 「ああー」 看護婦さんはとても気を遣ってくださる。 「自分の足で歩いて来…
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