環と周という漫画を読んだ。
よしながふみの短編集。
そのなかの70年代編が
刺さって。
病気の女がいる。
未婚で端から見れば
ついてない女。
でも案外と本人は
楽しく生きている女。
女は
子供と知り合う。
やがて
その子供の母親とも知り合う。
理解があり
受容があり
夢のような3ヶ月があり
だけど。
悲劇なのだろうか
これは
救いがない話なのだろうか
これは。
いいや
いいや
そんな単純な話じゃないと
いつの間にか
泣きながら
人は永遠じゃない。
だけれど
でも。
喉の奥に
心臓があるような気がする。
エンターテイメントは
救いだ。