縁起米

暑くなったり朝晩は冷え込んだり

そのせいか、絶不調である。

いかん、いかん。

 

何故か鼻血がでまくっている。

血が止まりにくい状態であると

聞いてはいるけれど

本当に止まってくれないのでビビる。

 

とりあえず寝ている。

 

世の中は連休。

どこも凄い人出だったようだ。

 

友人の一人が伊勢に行って来たのでお土産ですって、送ってくれた

アオサとお米。

 

お米には、袋に「縁起米」ってかいてあった。

 

縁起米かあ。

 

ありがたいねえ。

 

 

 

病院から電話

病院から電話があった。

 

何事かと思った。

 

この間乳腺外科で検査をしたから、咄嗟に結果が悪かったのかと思った。

 

電話の主は、乳腺外科の元気ドクター。

 

ものすごく手術が混んでいるそうだ。

 

で、6月の手術日の日程を変更できないだろうかという内容だった。

 

なので、てっきり遅くなるのかと思ったら、早まるという相談なのだった。

 

確か6月6日だと聞いたと思うのだけれど、なんだかボーーっとしていて、?5日だったっけ?

 

いない間のことを段取りしなくては。

 

母のことだけが心配。

 

あ、班長仕事のことも色々お願いしなければいかんな。

 

ドキドキしている。

 

なるようにしかならん。

そう思うのに。

 

思うのに。

 

ラッキーセブン

自分の独占欲の強さに辟易していた。

 

それは、私が一人を選んだ理由の一つでもある。

 

そしてそれは、同性の友人に対しても。

 

好きな人をいくら独占したいと思っても、別の人生を生き、別人格である以上、独占することなど出来ない。

 

そんな当たり前の着地点にたって、長い時間茫然としていた愚か者。

 

それが私だ。

 

自分の陣地に引きずりこむことが、愛情や友情の表現方法ではないと気づいてからは

 

ただ「邪魔してはいけない」

それを基本に。念頭に。

 

そうこうするうちに、姿が見えなくなった人も沢山いたけれど

それはそれ。

 

追うことはなかった。

 


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高知へ旅行に行ってきた友人から

お土産が届く。

 

 

顔を見によりましたー。

あ、これついでに。

 

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「こんな美味しいもの食べちゃったもんねー」

 

写真が届いて、みんなして盛り上がる。

その間、病気のことは忘れている。

 

愚か者だけれど

幸せ者。

 

私はラッキー。

 

ラッキーセブン。

病名

 

人間って「弱い自分」が好きなのかなとおもう。

 

「弱い自分」が好きだけれども、そのことをつつかれるのは嫌。

 

だから人って病名がつくの、好きなのかな。

病名がつけば、イメージは確定する。

 

鬱にしたって発達障害だって、本当にその状態の人達(周りの人達も含めて)が、どんなに苦しんでつらい思いをしていることか。

 

入院手術前、私はパニック障害になった。

 

過呼吸、手足が冷たくなって乗り物に乗れずに、通院がつらく、毎日訳も解らずただただ怖かった。

 

ひたすら薬に頼っていて、そういう自分が嫌だった。

 

鬱で苦しんでいる知人のご家族は、いっときも目が離せないって、そのご家族の方が先に参ってしまうんじゃないかって、見ているのがつらい。

 

繊細で傷つきやすい自分を演出するのに、病名がつくとわかりやすいって言う感じなのかなあ。

SNSでは自称○○だと訴える人達が大勢。

 

病名なんてつかない方がいい。

つけない方がいい。

 

精神も肉体も

健康であるのが一番じゃないか。

 

健康でいながらにして

不健康を気取るんだったら、

ユーモアがなくちゃね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飛んでいく

痺れは相変わらず酷い。

 

薬を飲んでいる時より痺れている気がするのは、何故だろう?

 

揺り戻し?

 

飲まなくなってから半月以上過ぎているのになあ。

 

自分でコントロール出来ない身体がもどかしいし、痛い。

 

味覚異常は相変わらずだけれど、美味しいケーキが食べたい。

美味しい魚が食べたい。

 

友達が美味しかったって言ってた生ドーナツ。

ピスタチオが美味しかったって。

 

いいなあと画面を見る。

 

そういや8月TOKIOで推しがオフラインコンサートやるんだってさ。

 

あーーー観たい。

 

でも、照射治療20回とか言ってたしなあ。

 

推しに会えるのはいつになるだろ。

 

マジヒッキー生活。

すっげえな。

 

照射治療は毎日20回とか言ってたし、タクで往復すると、20万吹っ飛ぶんだなあ。~。

ヒューヒュー。

 

働いていた頃、貯金しといて良かったよね。

ってか、日本で良かったよね。

 

他の国に生まれていたら、えらいことになっていただろう。

 

ありがたいことだよな。

 

しかしそれにしても

どこも行かないのに、金だけが飛んでいくぜ。

 

ソボク


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映画が好きだ。

 

生まれて初めての映画館は

父親に連れて行ってもらった「大脱走」だった。

 

ティーブマックイーンの格好良さに痺れた。

でも私がより燃えたのは、ジェームズコバーンだったな。

 

思えば2番手に目がいきがちなのは、幼い頃からだった。

 

父親と一緒に見た「黄昏」「八月の鯨」「ひまわり」。

 

そして私は、映画が好きになった。

 

最近は韓国映画ばかり観ている。

 

エンタメは外貨を稼ぐ重要な

国をあげての力のいれようゆえにか、とにかく作品に勢いがある。

 

ハリウッドはCG多様で、アメコミ原作の作品ばかりが目につく昨今、カーチェイス等は明らかに韓国に軍配をあげる私。

「どうやって撮った?これ。」感がビンビン来るもんね。

 

今日「ソボク」という韓国映画を観た。

 

つくづくと映画はタイミングだなあと思う。

 

きっと告知前に観ていたら、ここまで響くことはなかった作品。

 

夫と子供を事故で亡くした女性博士が、子供のクローンを作る。

 

その存在によって「不死」を手に入れられることになる。

だから、いろんな人間達、国が彼を欲しがる。

死の恐怖から解放されれば、それは武器になると。

 

しかし、死を手放すことは、本当に幸いなのか?

 

「なぜ生きたいのか」

 

「何故生きるのか」

 

「生きて良かったか」

 

クローンである彼が問う。

 

何故?

 

問われて答える男。

 

泣いた。

 

なんでこんなにってくらい泣いた。

 

居場所

意味

意義

 

きっと今日はよく眠れるはず。

本当に一杯泣いたから。

 

「知っているはず。

どんなに怖くても

逃げられないって。」

 

「誰かのために」

 

ああ、ホントに映画はタイミングだよなあ。

 

勧誘スピリチュアル


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癌にかかって、へーそう来るかーって思ったことのひとつに、スピリチュアル系の勧誘多しってことがある。

 

椎間板の手術のときもそちら系の勧誘は多かったけれど、癌の場合、ズッポリ治療内容に関わる内容が多くて少し驚く。

 

藁にもすがる思いって状況の時にこれで助かるって云われたら……ってことなのかなあ。

 

私は、人間以外の存在っての、ぼんやりとは思うし、信じてもいるけれどけれど、でも、だからといって標準治療を止めて自由診療にって気持ちにはならない。

 

今日も今日とて、きっとまあ良かれと思って…だとは思うけど、思いたいけど。

 

純粋な混じりけなしのものを口にするように。

まずは水からとかさ。

 

この手の文言は本になって並んでいたりもするから、ちと厄介。

「信用」できるんです。だってほらってね、

 

神経張るよね。

口にするものは。

 

だけど、結局のところ、添加物満載じゃなければ、自分が美味しいと感じるものを食べてりゃいいんじゃないか。

時にはジャンクなものだって食べたい時はあるんだ。その時は食べりゃいいじゃんーって考える私は、甘いのかしら。

 

「そうですよ。甘い。

だから、癌になったりするのです。」

 

まあ、そう言われちゃうとねーーー。

アハハハ。

でも、今や癌は珍しくない病。

 

そして離島ドクターは、癌にかかるのは「運」だって言ってたぞw

 

「気」ってのは、私もあると思う。

「気」は「想い」と言い換えてもいいかもしれない。

 

で、それは勧誘の人が口にする

様々な「縛り」からは自由なもんじゃないのかなあ。

 

肉は一切禁止とかさー。

ある特定のものを口にすれば助かるとかさー。

 

ダイエットと一緒で、一品でどうのこうのってのは、違うと思うなあ。

 

それより、しっかり目の前の食事食べて、

体力つけて、戦いに挑むことだわ。

 

バランスよく

人生も

癌治療も。

 

スピリチュアルってのは、弱った時の万能思考、万能解決方法じゃないと思う私であったことよ。